特に何かがきっかけってわけでもなかったんだが、ひとつには、もう20年ぐらいヘビースモーカーをやってるんで、吸わない状態、というのが一体どういうものなのかがわからないので、吸っている状態と吸わない状態の比較ができないのはフェアじゃないんじゃないか?という疑問から、とりあえずは吸わない状態、という経験からくる感覚や状態のデータが欲しかったこと。そんなのがきっかけといえばきっかけ。

で、一ヶ月経ったけど、結論からいうと、特に何が変わったっていうのは正直わからない。禁断症状っていうのもまったくなかったし、吸いたい!という欲求も特になかったし、吸わなくなって物凄く健康的になったかっていうと特にそういう感覚はないし・・・。

ただ、明らかに変わったことといえば、毎日1時間ぐらいは喫煙に費やしていたわけだから、1時間別のことに使える時間ができたこと。あと、あたりまえだけど、小銭が浮く。吸わなくなったと同時に激しくジョギングなんかを本格化させたから、もしかしたら禁断症状とか感じることもなく、ヘビースモーカー状態から吸わない状態へスムースに移行したのかもしれない。

なので、喫煙者卒業の感想は?といえば、毎日1時間別の時間ができた、と答える。あと、もしかしたら時が経つにつれ、身体の状態が良くなっていくのが実感できるようになるのかもしれない、もしかしたら。

気分的には、もう一生分、十分に吸ったかなあ、と。フツーの人の3つか4つの人生分、吸い尽くした気がするからね。